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Queerness Night

今度の本「DMC」鬼畜攻として出演予定の片目グロ教授さんのお話。
男娼としてお仕えする紅玉など…拷問ごっこだし…失…しやがりま…

攻・グザヴィエ(プロフェッサー)白プリデフォ・おでんマスク
受・紅玉(プリースト)白マジデフォ

 

非礼の無いようにといつもよりきつく言われただけでも、多少嫌な予感がしていたが、今夜の客と相対して所作の良さ物腰の良さに絶望的な気分になった。
しかし、自分にもプロとしてのプライドもあるし、例え自分ですら手を焼く客であっても上得意の客と聞いているだけに逃げ出す様な醜態を晒す訳にも行かずに、客の指示に従う他無かった。
挨拶を済ませると準備をしに紅玉の許を離れて何やら準備をしてきたプロフェッサーであったが、酷く特徴的な男だった。髪の色は自分と同じ銀か白なのだろうが、薄汚れたように黄ばんだ様な印象で色味(いろみ)が悪い。更に隻眼なのだろうか、片目は布で覆われ見えなく、反対側の晒された目は出来の悪い人形のグラスアイの様な銀色がかり濁った瞳だった。
愛想良く笑みこそ刻めど強張った表情の紅玉を見つめ無言のまま、ゴム製だが忠実に馬の轡を象った様なビットギャグを口に噛ませ、慣れた所作で背後に回り外せぬ様にベルトを締め付ける。
奥歯に噛まされて口が閉じられなくなる為、だらしなく唾液を滴らせまいと上を向き、言葉は無くとも忠実に彼の意図を読み取ろうと気配を探り、今度は片手ずつを革製の頑強な手錠を填められて、予感は確信に変わったが抵抗する所か言葉を既に奪われており、絶望をただ噛み締め客のご機嫌を伺う程度しか出来なくなっていた。

「さて……愉しみましょうか。貴方が愉しいかは、与り知らぬ所ではありますが……」

紅玉の紅色の目が諦めを映し、滑車が軋み両手が左右に開くように引き上げられるのに無抵抗であるのを見て、従順な様子を好ましげに思ってかプロフェッサーの無表情に近かった顔に嗜虐的な笑みが浮かぶ。

「…………うぅ…………」

珍しく笑みを見ただけで、怖気立つような寒気を感じる。今夜は狂おしくはあるのだろうが、酷く長い夜になりそうで憂鬱になった。
しかし、憂鬱さもまた新たな色で塗り潰される。

「……貴方、耐久性も適応力も折り紙付きと言うじゃありませんか……コレに耐えられたのなら、馴染みになって差し上げてもよろしいですよ」

それが何であるか知らなかった方が良かったのだろうか、それとも知っていて覚悟が出来るだけ幸いと喜ぶべきか迷うが、この男の狂気が本物であると殊更強く認識させられて辟易とした。
目の前に差し出されたのは、結び目をいくつか作られた麻の縄を束ねた鞭で名前をキャタナインテイル、九尾の猫などと呼ばれる拷問用の鞭だった。

「……くふっ……はっ…ふぁ…ふぇ……へぇ……」

無駄な努力だと分かって居ながら、拒絶の意志を伝えようと首を左右に振り言葉にならないが声を上げて許しを請う。
嫌な事にも予感通りの人物の様で、怖気立つような行動と噛み合わない無邪気な笑みを浮かべてバケツに入った水にゆっくりと見せつける様に鞭を浸して濡らしていく。

「安心して下さい。拷問用よりは、殺傷能力は削いでありますよ。あくまでもプレイ用ですからね……ふふ……」

そう言って目の前に鞭を掲げて紅玉に見せながら嘯く。
匂いから察するに硫黄は含まれていないだろうが、この鞭、水を吸わせただけで乾いた時とは威力がまるで違うのを知っているだけに既に恐怖から震えが止まらない。
耐える為にビットギャグのバーを噛み締め、震えを抑え込むように身を強ばらせた。
敢えて言うなら、彼なりの拷問とプレイとの差を言えば、先端に括り付けられた鋲が刺々しい星形でなく丸みを帯びた重りである事くらいだろう。

「……少し、残念ですね。これがどういう物か分からないで打った時の反応と言うのも見たかった気がします」

カツカツと足音を響かせて、彼が背後に回り込む。
それをまるで死刑執行のボタンを押されるのを待つ囚人の様に絶望的な気持ちで紅玉は待つ。流石に二度(ふたたび)その苦痛を味わう羽目になるとは思っていなかっただけに全身の皮膚がピリピリと弱電流でも流された様に緊張して、奥歯が痛むくらいギャグのバーを噛み締めた。

「流石に重いので、私では長時間振り回せない事でしょうから……それに耐えられたら、貴方の得意になって差し上げますよ……では、参ります……」

「…………くふっ……うっ…………」

出来る事と言えば、身構えて覚悟して与えられる一撃一撃に柔軟に体を撓らせて少しでもダメージを減らす事と、どうにか逃避の糸口を見つけて感覚を狂わせて耐える事程度で、逃げるという選択肢は最初からなかった。
かなりの重量がある鞭だけに振りかぶり、振り下ろすだけで風を切り気配だけで、その存在感を強く主張する。
プリーストの法衣を着たまま拘束されたのも、彼なりの配慮だったのだろうか。しかし、服越しとはいえ強烈で体に当たると房の一本一本が肌を這う様に放射線状に広がり、結び目が重く皮膚に沈み込み戻るとき、その打撲傷の上をなぞるように重りが撫でる。

「……ふっ、かはっ……あ……ふぁ……あっ…………」

何発になるかは分からないが、これからも耐えなくてはならないだけに、腕に負担を掛けすぎぬように倒れてはいけないのだが、重い一撃に体が吊り下げられた両手首だけの支えでぶら下がる。
じっとりと法衣が濡れて不快と感じる筈が、そんな事を気にする暇もなく二撃目が少しずらされた場所へ落とされる。

「ほら、最初からそれでは思いやられますねぇ……」

「……きひっ……ふぐぁっ……くはっ……」

一撃目と重なった場所が、更にジンジンと熱くなり痛みを訴える。また、やはり含ませた水はただの水では無かった様で腫れた肌に滲みる。
なるべく息を吐き出して体を撓らせるようにと自分に言い聞かせはするが、その全てが無駄であるように骨すらも軋ませるような重い打撃が打ちのめす。
逆に打撃と共に息を吐き出したのは良いが、痛みのショックで吸う事が困難になり息が詰まる。本能的な恐怖から、心拍数も上がって息も浅く早くなっていくが逃げ出す事は軽く踵が浮く程吊られた手錠が無くてもしてはならない事だった。

「……あぐっ……ふは……はひっ……あ……あっ……」

最初は少しくらい逃避の糸口が見つかるのではと心の何処かで希望を見いだそうとしていたのだが、まるで甘い算段だった。
出世や立場の為に、淫蕩な男娼として躾けられた体ではあったが、プレイとしての調教用の鞭ではなく陰惨な拷問向けの鞭を振るわれてまで淫らに感じる事は叶わなかった。

「もう、意識が朦朧としてきましたか? 思ったよりも耐えませんでしたね……」

がっかりとした素振りを見せる言葉と表情ではあったが、その合間に喜色が垣間見える。
僅か三度と見るか、まだ三度目と見るか、プロフェッサーの言葉通り意識こそ失ってはいないが、思考が千々に千切れ手首に全体重と衝撃が掛からぬように姿勢を保とうとする以外に何か考える事が難しくなっていた。
まだ辛うじて法衣の厚めの生地は裂けていないが、その鞭独特の皮膚の裂けそうな打撃傷にみみず腫れを越えて、当たった場所全体が腫れ上がり始めていた。
更に腫れ上がり弱まった肌の上に微かに出来た裂傷から、含ませた多分塩水が滲み、その傷を棘はないが衝撃を持って肌に食い込む先端の鋲がダメージを更に深める。

「……ひぃあっ……ふぁふっ……かっ……ふっ……」

出来るだけ声を上げてショックを薄らがせようやら、なるべく深呼吸してとは頭で考えるが、再び振り下ろされる鞭に全てがリセットされた様に掻き消える。
重く背を打ち据えられる為に意識せずとも無理矢理吐かせられる様に肺の空気が押し出され、ばらばらの思考の中、痛みの感覚だけが蓄積されてその痺れが他の部分まで浸食する様に感覚を麻痺させていく。

「一撃、一撃、たっぷり……余韻を残すのも、酷、ですかね。一気に、何発か……行って……みましょうか?」

彼も戦闘タイプではないと見えて、細腕で物々しい鞭を振るうのは重労働と見えて息が弾む。しかし、嗜虐の愉悦の色はより一層強く滲み、ガラスの眼が狂気を孕んで爛々と輝く。
気休めと知りながら肩越しに顔を向け涙で濡れた赤い眼で懇願の眼差しを送ったが、プロフェッサーは会釈でもする様に微笑みを返して、無情にも愉しげな様子でキャタナインテイルを構えて振り下ろす。

「……ひがっ……っ…がはっ……くはっ……ひぅっ……」

耐えようと体を撓らせたが、ダメージが嵩むに連れて足腰や腕、手首にもしわ寄せが来て、体を支える為に必死に手錠を吊り下げる鎖を掴んではみたが、そうすれば手首が手錠の革に引き攣れる痛みは救われたものの、更に踵が浮いてしまう。足の裏が全面付けられない微妙なバランスで吊られている為に今度は足下を支えるのが爪先だけとなり、その衝撃が腰に負担を掛ける。
動かず耐えた方が良いのか、鞭から少しでも逃れる様に体を逸らした方が良いのか、考えはするが答えが出ぬままに次の一撃が注がれる。

「……ひぎっ……くっ……あぁっ……」

最初の内は姿勢を制御しようと試みていたが、まだ十発余りではあるが打ち据えられると、鞭の重み故に次発が来るまでに振り上げる間があるが、その反応すらも徐々に薄れていき、一撃与えられる度に体をビクつかせ無理矢理絞り出された喘ぎを上げるのみになってくる。
口元からだらしなく唾液を滴らせて、涙で顔をぐちゃぐちゃに濡らし、それなりに整った顔を情けない程歪ませて鎖で吊られた両手首のみで体を支えられてぶら下がる。

「嗚呼……最初は、なかなか可憐な方だと……思いましたけど、……今は、無様に、鼻水まで垂らして……見る影も、ありませんね……」

とうとう裂けはじめた法衣の隙間から指先で、血を滲ませはじめた熱く紅い傷を撫でてから、プロフェッサーは紅玉の顎を掴み己の方を向かせて、笑みが張り付いた面の様に禍々しさを含み笑みで微笑みかけた。

「……あぐ……ぁ……はっ……ひ……ぁ……」

許しを請いたいのだが、ビットギャグで完全に言葉を奪われている。その上、傷が産み出す熱と痛みで頭の中までも陵辱された様で、上手く思考が紡げない。出来る事と言えば、ただ哀れな子羊の如く怯えた眼で今宵の主を見つめ今の心情を表情で伝え慈悲を請うくらいしか出来なかった。
何を思ったか、彼は怯えきった紅玉にうっとりと目を細めて舌先を伸ばして頬を伝う涙を舐め取り、眼球までをもぞろりと悪趣味に舐め上げる。
気紛れにギャグを咥えたままの口唇に己の口唇を重ねて涙だけでなく無様垂らした鼻水も混じった塩気を含んだ体液の味を味わう様にねっとりと舌を絡めた。キスこそ上手かったが、それを素直に快と感じる余裕は紅玉には無かったが、プロフェッサーは満足した様で口唇を離し上機嫌そうな声音で告げて、再び背後へと回る。

「……次で最後に致しましょう……貴方を、犯したくなりました……」

いつもであれば、ご褒美だと愚かな犬の如くはしゃいで聞いても居ない卑猥な讃辞を並べ立てるくらいだったが、今は死の宣告にも等しく最初覚えたのよりも明らかな絶望を覚えた。
耐える為に体を動かす余力すらない。ただ覚悟だけを決めて、バーを奥歯で強く噛み締める。
最後と言っただけにプロフェッサーも勢いよく振り上げると、渾身の力を込めて一気に紅玉の既に酷い傷となった背にとどめの一撃を降り注ぐ。

「……くひゃっ……かふっ……ぁ……あっ……ぁ……」

紅色の瞳が裏返る程に白目を剥いて、無様な奇声を上げて仰け反る。気が遠のいたのか、足許からガクンと力が抜けて両腕を支える鎖がキンッと引っ張られて音を奏でる。
肌が裂け肉が刮げる様な事は流石に無かったが、散々嬲られて酷い打撲傷になっていた場所に渾身の力で振り下ろされ、重りが更に骨に響く程の打撃を与え、鋭い痛みから鈍い痛みまでもが綯い交ぜになった激痛に放心して、そのまま体が跳ねた余韻でゆらゆらと揺れ続ける。

「……ふぅ……逝ってしまわれましたか?」

流石にプロフェッサーも疲れたと見えて、重い鞭を退くとその場に飽きたとばかりに放り投げて、嬉々とした様子で紅玉の様子を伺おうと前に回り込み。そして、顎を掴み上げて顔を覗き込む。
目こそ開いているが、涙で濡れた赤い眼は先程の宝石のような輝きはなく、ぼんやりと照明を映して鈍い光を返す。

「…………ぁ……ぅ……あっ……ぁぁ…………」

微かに吐息の様な喘ぎ、突如小刻みに紅玉は体を震わせた。
変化に興味を惹かれたのかそれを見届けようと彼は顔を寄せて目を覗き込む様にしてまじまじ見つめる。
紅玉は見つめられるのもはっきりと認識できない状態のまま、少し苦しげ眉根を寄せて目を細めた後に、恍惚にも似た切なげな様子でうっとりと惚けた表情で笑み。

「……飛んでしまわれました? ……おや? ……ふふ……」

気絶こそはしなかったが理性の方は完全に飛んでしまっているようで、過剰な痛みを長く味わった所為か、限界を超えてしまったようだ。
最初プロフェッサーもあの惨状で性的にイッてしまったのかと思ったが、様子が違う様で最初はよく分からなかったが徐々に勢いを増し、滴る水音に眉を顰めて、嘲るような笑みを浮かべて足許を見下ろした。

「……はふぅ……ぅ……ぁ……ふぁっ……あふぁぁ……」

最初はじわじわ滲み分からなかったが、痛みや恐怖で溜まっていた物が一気に吐き出された様で布越しでも分かるくらいジュワジュワと音を立てて、両脚を伝い落ちた物が石畳の床に水溜まりを作る。

「……そう言えば、あまり無茶させると粗相すると仰ってましたね……。本当に卑しい顔して、お漏らしとは……どうしようもない淫売ですね」

言葉とは裏腹な酷く楽しげな笑みを浮かべて、失禁の止まらぬ性器をきつく握り込みながら愛おしげに噛み締めたままのバーを舐め、口付けとは言えぬ形で口唇を重ねた。
この後の事は紅玉が意識がはっきりせず、幾度蹂躙されて精を受けたかなど覚えて居られるはずのない状態だった。彼が言葉通り懇意にし、なかなか縁の切れぬ相手となったが、それは別の話で……。

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