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temperance03

 

 

言葉を遮るように一人の男が、饒舌だったクレアの口に指を突っ込み、無遠慮に舌を人差し指と中指で挟み込んで引っ張り出すように弄ぶ。
勿論、群がるような状態だ。四方八方からそれこそ触手の如く男のごつごつとした無骨な手が伸びてきて好き勝手、手荒にクレアの体を思い思いの意図を持って弄り回しだす。
顔のラインや手足で繊細に見えはするが、多少乱暴に扱われてもどうこうなるほど、流石に柔な体でもない。だが、それでも比較的長身な体を取り囲むようにされれば、十数人程度の人数が群がっているのだろうか、ギルドの体質だけに前衛タイプの屈強な男達だ、悪戯程度のつもりが敏感な部位を抓られ引っかかれ痺れる様な痛みが走る。

「……んくぁ……かはっ……あぐっ……ぅ、ソコ……はぁ、ぁひっ……」

意図は同じくするのだろうが、意識がバラバラの為に揉みくちゃにされるように全てを剥ぎ取るのも面倒らしくジャケットは脱がさぬまま、黒いインナーを胸、乳首を晒す様に捲り上げられ、下肢も作業用の裁ち鋏か大きなそれでベルトを断ち切られ、ボタンやジッパーが外れきっていないのに無理に引き下ろそうとされる。
一番最初に主であるあの名無しと名乗る男の相手をしてから、他の者達の相手をするものだとばかり思っていただけに、さもそれが当たり前と言った様子で手際よく取り囲まれ状況が己が考えたよりも遙かに悪い事を思い知らされた。
最初に相手をする分には、残りは何とか耐えれば済むだけの事だと思っていたが、四十人を超えるだろう男の相手をしてから満足させるには、口ぶりからして手練れと見て間違いなく絶望視して考えた方が現実的だろう。
しかし、冷静にこの後を考えはするが、全ての手が性的な意図を持って動かされる為に面倒な思考よりも、今を愉しめと誘惑の声が囁く。

「……っあ……あっ……いっ…いたっ……いっ……」

それぞれが違う意志を持っているだけに、左右の乳首を押し潰したり、抓み捻り上げたりされるが別々の人物が挙って反応を示すのが面白いらしく奪い合うように弄り倒す。
言葉とは裏腹に痛みが刺激となり反応してしまい下着を脱がす時、引っ掛かる様な状態になってしまう。身を捩りながら、震えると男達は口々に好き勝手言いながら下半身だけは全てを剥がれる。

「もう勃起してんな……こんなお上品なツラしてんのにw」

「つーか、スゲェな……この入れ墨、フツーこんな痛そーなトコ入れねぇだろ?」

「相当好きモンなんじゃね? あのマスターがあんな鼻の下長くしてるしさぁ」

左腿から腰に巻き付き、下腹部へと鎌首を擡げる様なデザインの蛇の入れ墨が彼の病的とまでは言わないが白い素肌に映える様に描かれていた。
それもまた好奇の対象となり、敏感な場所にまでも描かれているのにわざといくつもの手が面白がって撫で回す。一応、序列なりはあるのだろうが、弄ぶ時は手が触れられさえすれば好きにして良いらしく今は部下達全ての欲望が自分に向けられている事ををまざまざと感じさせられる。
いけないと考えはするが、状況がそれを許さない様な状態だ。その熱気に当てられクレアは肉欲を抑え付けられずに状況に溺れ始めていた。ここに来る前から既に自分がこうして貪られる事を期待していたのだと突き付けられる。アデルの言葉を思い出しはするが、今はあの緑玉の醒めた目で見て欲しくて仕方なくなる。
口唇をも玩具にされるため言葉を発する事もままならないが、その代わりにオーバースカートの隙間から生え出た様にして下腹に付くほどに反り返った性器を誇示する様に揺らして誘う。尻肉やその谷間に息づく後孔までもが欲望を剥き出しにした悪戯の対象にされたのに、更にクレア自身も周りの男達も欲求がエスカレートしていく。
不意に全ての手が決して軽くはないクレアの体を持ち上げるように動いた。そして、『アレ持ってこい!』と誰かが叫び、人垣の外で動く気配がした。だが、クレアにその気配を探り続ける間もなく、ひっきりなしに二重三重と思える様な人の手の波に揉まれて観察する余裕もない。

「ったく……どーせ、全員とか言いながら幹部だけでマワして、マスターが食うんだろ……」

何やらアレと呼ばれた物が運ばれたらしく手の動きが持ち上げるのみで一時的に止められ、声のした方向で渋々と言った様子で人の垣根が割れて革張りのリクライニングチェアーの様な物が運ばれる。

「ちょっと待てよ……オレ、嘘ついてねーぞ? 慰安だ、慰安。好きなだけ抱き潰して良いぜ?」

人垣であまりクレアの様子は見えなかったが、いつも輪姦なら十数人程度でマワすのが慣例となっていたが、相手が相手だけに余興にギルドメンバー全員にヤラせようとして満足げな様子で白ワインを煽っていた名の無い男が部下達に杯を掲げてウィンクしてみせる。
意外な答えに感嘆の響めきと真意を問う少数の声が飛ぶが、彼は指折り暫く考えた後に軽く頷き。

「一人5~6回はノルマにしねーと元取れねーぞ? オメーら気合い入れて犯せよ?」

嘘か誠かは分からないが、うつぶせの状態で革張りの台に乗せられるクレアの上気して淫欲に濡れた顔を見つめ、彼だけにウィンクしてもう一杯と側近のプリーストに次をねだり、ニヤニヤと笑いながら一気に飲み干していく。
絶望感と同時に男の本気を垣間見た。この男に最期に抱かれるのだと思うと、血が沸き立つ様な興奮を覚える。しかし、今抱かれるのは革張りの台で体を乗せられてそれが何の用途に使われる物かは厭でも実感できた。

「ちょっとぉ、マスターそれじゃコイツ壊れちゃわねーの? 娼館の主つっても使い物ならなくなんね?」

「いっくら、マスタがゲテモノか初物でなきゃ喰わねぇって言っても限度がねぇ?」

口々に好き勝手言いながら、まるで獲物の肢体を支える為だけに作られたような台の上にクレアの体を載せて、犯しやすい様に台の高さや位置を手際よく調節していく。
革張りなだけに最初ひんやりとしてた。だが、人を同じ形で乗せて、メンテナンスの度にオイルを塗られ皮が鞣されていたのだろう元々綿などは大して詰められて居らず固いのだが、元は象られて居なかった様子なのにその形にへこみがある。
いつもの流儀で犯されるのだろうが、部下達の様子を見れば今の状態が自分の為に特別に行われるのだと言うのが普段を知らぬ自分にもはっきりと分かり、敗北を突き付けられると同時にすぐ間近にまで迫った荒波に思わずまたゴクリと喉を鳴らして生唾を飲み込む。

「うるせぇな! グダグダ言うと、つまみ出すぞ糞餓鬼共がッ! 一番だのどうのって言われるから、最初はぶっかけでもやれ……やりたいヤツ前出ろ」

今すぐ犯されるのかと期待したクレアだが、男はその気配を察したのかただの気紛れか、笑いを含んだ冗談めいた声だが声を荒げて叫び、それから犯す前に目の前で手淫して精液を浴びせ掛けるように指示を出す。
直接暫く触れられないだろう事に落胆しはするが、それよりも店の商品達が同じくらいの人数の好奇の目に犯され貪り尽くされる事は何度も目にしてきたが、その時の客達とは全く違う下品で無遠慮な欲望に晒され、あまつさえ己は快楽をオアズケにされて、性欲の捌け口として全身余す所なく生温かく生臭い精液でドロドロに汚されるのかと思うと言葉を発するのも忘れて、うっとりとした表情で男達の顔を見上げてしまう。

「うわっ、キメェw コイツ、ザーメンぶっかけるつったらヤラしー顔しやがる」

「ハハッ……ホント、スゲェw コイツなら俺ら全員ヌイてくれんじゃねーの?」

「そーか、そーかッ! そんなに喜んでるなら、きっちり一人五発はヌけよ。まぁ、自信ねーのは譲って良いがな」

部下達の嬉しそうな様子に、思った以上のクレアの淫蕩ぶりに気を良くした名の無い男はゲラゲラ下品に笑いながら、男達にまた渇を入れる。
あまりの絶望的な命令に眩暈を覚えたクレアであったが、今はもう哀れでありながら自堕落で愚かな傾国の思考にすっかり溺れ始めていた。
流石、夜にはショーがあると言っていた為、腎虚になるほど犯せる人間ばかりでは無いと思えたが、自分がぼろ雑巾になるくらい犯し抜く事は容易い人数だ。最後に食えないあの男を骨抜きにして少しでも交渉を有利になどと考える事すら愚かだろう。精々、少しでもチップを弾んで貰える様に憐れみと淫靡さを演じるのが精一杯と考え、あの男を魅了する様な犯され方をしなくてはとクレアは思い至る。

「ほら、オメェら若いんだから、すぐ射精(で)るだろ?」

男達が自分に性器を、その切っ先を剥き出しに向けるのを待つが、まだ宴が熟していないのといきなり人前で手淫しろと言うのだから、避けて嫌う者達も居る様子だった。
しかし、マスターの指図と言う事もあって、年長か、身分の高い者が小突いて取り分け若い面子をクレアの周りに乗り気でない者も含まれるが徐々に輪を作り始め、渋々といった様子が大半だが自ら前を寛げ性器を取り出す。
無理矢理殆突き出された状況も手伝ってか、どの者が勃起の兆しもない様だったが、それでも第一線は退いたクレアにとってはご馳走とも言える数のサイズも色も様々だが、仕事の途中で呼び出された所為か汗の匂いを伴う雄臭さにそこに並ぶ全ての男根にキスして労ってやりたい欲求に駆られた。
無意識だったが、伸びる手に無名の男の窘める声が掛かる。

「そんなにチ○ポが欲しいのか? 今にイヤと言うほど味合わせてやるんだから、がっつくなよ……チ○ポ狂いの美人さん。ほれ、怖じ気づくなよ。可哀想だろ?」

叱りはしたが、意に反した訳ではないようで、寧ろ欲しがっている物をオアズケする優越感に気をよくして、大いに笑い部下達を煽った。
ぶっかけをやるようにと指示された年若い部下達はやらなくてはならないとなれば、もたもたしているよりもさっさと始めて行為に没頭した方が少なくとも羞恥は忘れられるだろうと思ったのだろう。仕方なくといった雰囲気は拭えないが、己で自分の性器を銘々に扱き始めた。
いきなり精液だけをぶっかけろと言う試みは滅多に無い事だった。犯し尽くされた後に最後の仕上げとしては、良く指図される事があったが犯す前にこれだけの人数で精液を掛けろと言うのは、あまりない注文でまだ前戯の様な段階でこんな事をしなくてはいけないのかと考えて居る者も多い様だ。
しかし、それでも触れる事の許されない状況であったが、己を取り囲み扱く様子を見守るクレアにとっては当人達の複雑な心境など頭に入らず、目の前の複数の性器に目を奪われ心を奪われており、焦れったくありながらも酷く淫靡で魅力的な時であった。
口だけでは足りない、手を使っても足りない、足、尻孔、尻臀を使ってすら足りない、全身を使ってで足りるかと言うような本数が向けられているのに、名の無き男の意図としては手足を拘束されていなくとも手出ししてはいけないと言うのだろう。それ故に、口も噤んでいたが徐々に濃密卑猥なその空気に耐えきれなくなっていく。

「……っ……だ、ダメ……ダメなの、です、か?」

特殊な状況でやりづらそうにも見えるが、やはり自慰である上に精液を出す事を何よりもの目的とするために徐々に濡れた音が耳に届く。先程、好き勝手全身まさぐられただけでも、体が反応していたのにそれぞれが己の感じるやり方で手淫する姿に興奮して、台から起き上がったり手を伸ばすのには耐えるが性器を革張りの台の上に擦り付ける様に腰を揺すり始めてしまう。

「ホントに、チ○ポ狂いだなぁ……アンタはオレと交渉に来たんじゃなかったか? オレらのチ○ポしゃぶりに来たのか? オレは別にかまわねーけどさ……クククッ」

人が取り囲むあまり、あまりよく見えない状況だった為に舞台縁まで来て男は人垣の上から覗き込みながら、クレアの発情しきった顔を見下ろしながら舌なめずりして嘲るようにくつくつ喉の奥を鳴らして嗤う。

「……今の……僕では……滾り、ません…か? ……」

皮を滑らす様に扱く者、亀頭を重点的に擦り上げる者、両手で扱く者、それぞれ好きにやっているのが目に入ると堪らなくなるが、ただ冷たく見下ろす名も知れぬ男の視線の方がやけに痴情を駆り立てる。
クレアの容は例えるなら天井画にでも描かれた天使の様な中性的で美しい顔だが、気配は濃密にして誰彼構わず欲情を沸き立たせる様な空気だった。

「もっと綺麗に化粧してやれ。イーか? 一斉にぶっかけろよ! 遅れるな!」

弄ぶ為か、それともその空気すら彼を惑わすには足りぬ色香なのか、無視する様子でぶっかけ役として駆り出された若人達に檄を飛ばす。
そして、合図するように掌を肩の高さまで上げてタイミングを計る。
一点に収束するように沸き上がる周りの空気に、男にまた振られたクレアだったが、せめても取り囲む男達の熱気を感じたく震える声で口を開き誘う。

「……っ…うっ……もっと……ちか、くっ……口……顔……いっぱい……飲ませ…て……浴びせ……て……」

自らも手淫するのは憚られると思ったのか、それとも不自由な状態で一方的に肉欲の証に汚されるのを望んだのかは本人ですら分からない様な状態だったが、必死に子供がするように台に性器を激しく擦り付けながら生温かいザーメンがたっぷりと十数人分が降り注ぐのを待ち構える。

「打ち方よぉーいっ! …………打てぇいっ!」

巫山戯た様子でまるで銃の引き金を引くように射精しろと言う様に命令して退ける。
勿論、焦るのは部下達だ。ギルドマスターがよっぽど恐ろしいと見えて、なりふり構わず激しく己の性器を扱き立てて絞り出してでも射精するつもりか、全員がほぼ同時に重ねるように勢い良く精液をクレアに向かって放つ。
クレア自身が達するには足りない刺激であったが、精神的に軽い酩酊感を覚えながら、だらしないくらいに口を大きく開き、望み通り顔に口にと向けて勢い良く吐き出される精液を受け止める。
三人ばかりが真っ直ぐ口に向けて放ち、挙って他の男も髪に横顔にへと吐きかける。ろくに準備すらしない状態で始めた為に、生臭さが際立つ様な青臭い匂いが立ちこめるが、酷く淫らがましい匂いに感じられて仕方なかった。
名無しの男は腹を抱えて嗤う。クレアは深く甘い吐息を吐き出したが、それは前戯が終えた……いや、本題が男に抱かれる事とするなら前戯の始まりに過ぎないだろう。

「……ぁ…あ……あっ……」

四方八方から飛び散った精液が、途中染み込んだり纏わり付いたりしながら、ゆっくりと肌や服を伝う。重ね掛けられ吸いきれなかったりして許容を超えた白濁がトロトロと下へと滴り落ち、石床を少しずつ濡らしていく。
三人の僅かに粘性の違うザーメンが口の中で混ざり合う味にうっとりと目を細めて、一滴でも多くと欲し突き出した舌を見せつけるようにやや上を向き、そのまま喉へへばりつきながら降りてくる物をゴクリゴクリと喉を鳴らして呑み込んでいく。

「……んっ…んんっ……んふぅ……んくっ……んくっ……」

少年から青年になったばかりと言った風情の男達が多く、濃さも匂いも味も鮮烈で舌に喉に絡みつき容易に精液の味わいが拭えない。それに興奮した様子で、上目遣いに目の前の男を見つめて舌で口の周りを舐めたが足りずに指先で顔を汚す物までも拭って口元に運んで音を立てて舐めしゃぶった。

「……スッゲェ……調教済みみてぇな反応だな」

「調教済みなんて失礼だな。体一つで王都の裏でも結構幅を利かせる一派の妓楼を任されるだけになった女王様だぜ? 調教された家畜とは、格が違うダロ?」

自ら触れられない代わりにと視覚に訴え挑発し始めたクレアを見下ろし、表情は卑しいが黒瞳を冷え冷えと醒めきった色に輝かせてじっと見つめる。
焦らしに焦らされる所為で視線の絡む事だけでも至極に思えて、熱い視線を重ね惚けた様な表情で薄ら笑いを浮かべる。普通の男なら、余程の信念や好みの差でもなければ、背筋に冷たい物が這い上る様な淫靡な感覚を覚えるような表情だったが、少し煽られはしたようで舌舐め擦りして見せるが、そのまま醒めた目でクレアを見返していた。

「さーって…余興は終わって、本題イクか。最初ぶっかけたヤツから、犯り始めな。たまには若いヤツからヤラせてやれ……クククッ」

序列はあるようだが、今回はそれを無視させるらしい。若々しく猛った肉欲を見せつけられて、彼らの物をもっと味わいたいと思っていたクレアにとっては幸いの様に思えたが、最後まで少しでも体力を温存する事が求められている状況としては不幸にも感じられた。
活きの良い内に生け贄にありつけるのは、ほぼ皆無に等しく、それだけではなく手練手管と称される名うての高級男娼であろう男に相手をして貰えるとあってはいつも以上に気合いが入るのは自然な事だろう。

<<to be continued>>

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