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「パラさん♂葱さんがちんこ勝負」その後

先日出した本の続きという、初見さんに優しくないお話になっております。

また、一応、購入予定のある方は読んだ後に読む方が宜しいかと!

一応、初見に優しくなさ過ぎるのもアレなので大雑把すぎる産業あらすじ

男らしくて優しいギルマス葱さん好きだ-!
朝ちゅん
おは朝立ち。

朝ちゅんまでの経緯は流石に本でな!

 

 

カーテンが閉まったままなので薄暗いが、日は随分と高く上がった気配がする。
それでも眠気が纏わり付くのは、明け方の僅かな光を同じカーテンの隙間から感じてから眠りに就いたからだろうと彼はぼんやり考えた。
このまま惰眠を貪っては、あまりにも自堕落すぎると思うが、狭いベッドで肌が触れあったまま眠る大切な人を起こしたくなくて、身動ぎせぬままに何気なく天井を見上げる。
睡眠不足気味で眠いが、思ったよりも疲れは残っていない。隣にある温もりが心地よく、再び微睡みに落ちそうになるが、何だかそれは惜しくて天井から視線を隣で眠る人物に移した。
麗しき女性かと言えば、そうでなく見つめる彼と同じ男性で身の丈もさほど変わらず、彼より年嵩であった。無防備な寝顔を晒しているので何となく可愛いとか愛おしいなどと彼は思ったが、優しげでも男らしく凛々しげな顔をしていた。

「………………」

触れるには恐れ多い気がして、ただ静かに寝顔を見つめる。
暫く静かに見つめていたが、生理現象であるので致し方ないと言えば致し方ないのだが、所謂朝立ち状態の下半身がどうにも落ち着かなく、一人困惑した表情を浮かべて目許に手を翳し溜め息を零した。
同性であるから、事情は察してくれると思ったが、静かに寝顔を見つめていたいのに何だか不穏で心掻き乱されてしまい、このままでは居心地が悪かった。
トイレに行く振りをして、密かに始末してしまうのが良いのだが、体の一部が触れており、ベッドは部屋の隅の方にある為に相手を乗り越えないとトイレに行けなかった。
もう一度いっそのこと眠って有耶無耶にしてしまおうかと思うが、先に起きて発見されたら相手に性格を考えれば悪戯されてしまうと思い。唸らぬまでも、渋い表情で魘されるように必死に頭を捻り打開策を考える。

「………………!?」

危うく悲鳴に近い声を上げそうになったが、押し殺しはしたものの、心臓を掴まれたような驚きにベッドが軋むほど体が跳ね上がった。
目の前の寝顔は相も変わらずで、更には静かに寝息を立てている様子だったが、口角がニィと上がりゆっくりと目蓋が開くと鳶色の瞳が彼を捉えた。

「ジュゼッペー……やっぱり、若いなぁ……イイナァ……朝立ちする程、元気で……」

クスクスと笑いながら言うが、寝起きの所為か少し声が掠れる。
いや、もしかしたなら昨日の所為で……などと不埒な回想が始まり、シーツを持ち上げて存在を誇示する為に探ること無く掴まれた股間が激しく反応を示してしまう。

「嗚呼……その、別に、寝込みを襲おうとか……そういう訳で……無く、生理現象です……。離して、戴けませんか? 処理して来ます……」

性欲に直結する程の状態ではなかったのだが、会話の間も指が微かに僅かに揉むように動き、親指が亀頭辺りを擽る。その所為で、誤魔化しが利かなくなるくらいはっきりと勃起し始めてしまった。

「ねみーケド……別に、犯っても良かったのに……イインだぜ? オマエのモンなんだしー……若しくはさー……シコって、好きなトコ、ぶっかけても、怒らない……ぜー?」

昨晩の様に煽る台詞だが、低く少し掠れた声で囁くのが殊更妙にエロティックに聞こえる。
眠そうな様子があり、無理に奉仕して貰わなくても良いのにと思うが、指の動きは的確で完全に覚醒しきらない理性の曖昧な今与えられては拒む事が出来ない。自堕落だと思いはするが、自分も手を伸ばして彼の体に触れようとしたが……。

「ねみーからイイ……ヌいたら、ジュゼッペは……先に起きて……イイから……終わったら、寝かせて……」

眠そうな顔に悪戯な笑みを浮かべて手を押し退けて、徐々に煽る事から本気で射精させようという意図を持って彼の指先が踊る。
寝惚けたような笑みを浮かべるが、手は上下に手早く動き、指先で感じる場所を擽っていく。

「あの……その……」

「いい……朝立ちの処理だけ、だしなァ……」

眠そうな半目だったが、舌舐めずりしてベッドサイドからティッシュを二、三枚重ね取って、それはそれは用意周到にシーツの中でシゴいているペニスに被せて、強めに素早く擦り上げていく。

「……んふふ……好きな、タイミングで……イケよ……」

あくまでも事務的に処理する様な口ぶりだが、心の底から楽しむような喜色が垣間見える。でも、それでも眠そうで気怠げな様子が心の奥まで刺激する。
昨日も、やっぱり征服したのではなくさせて貰ったのかなと少々気がかりだが、眠い中態々手ずから性欲処理を手伝ってくれる彼に無為に我慢するのは悪いかととも思い呆気なく精液を放つ。

「…………っふ…………」

明け方まであれだけシたのだからと思っていたが、思いがけずたっぷりと放たれてしまった。止めたい様な気持ちになったが、勿論、そんな無茶を願ったところで叶うことは無く。彼の用意したティッシュでは吸いきれず……

「……ぷはっw 元気ぃー……マジ……素敵ィー………………ぃ……」

吹き出して笑ったのは良いが、再び睡魔に襲われたらしく。笑みの表情のまま、ジュゼの性器を握っていた手がずり落ちる様に離れて、気を失う様に寝てしまったらしく安らかな寝息が聞かれた。
申し訳ないことをしてしまったと思い。慌てて手を伸ばしてティッシュを取って、彼の手を拭く。

「……ルッジェーロさん……たら……」

今まで想像したような事のない行動に戸惑いながらも、少し愛おしげに顔を見下ろした。
ぼんやりと何かして上げることは無いだろうか、そう思ったが、起こす様な事は不味いなと思い。あまり頭ははっきりしないが、一緒に一日中寝てしまったら、いくら幸せの絶頂だからと言ってだらしないと自戒も含めて体を起こし、起こさない様にそっとジュゼはベッドを抜け出した。

 

 

 

昨日、折角一度風呂に入ったのに無駄になる位、朝まで互いに疲れて眠るまで交わり合った。
また下半身が元気になりそうだったので頭の奥底に昨日の回想は封じ込めて、ギルド寮に戻る為にシャワーを浴び、自分の服は無かったので彼の予備の服を拝借して身なりを整える。
それなりに無茶をさせた気がするので、ここにルジィだけ置いて帰るのは無論忍びなく、色々考えた末、寮に戻って自分の部屋で着替え、朝食を貰って来るべくギルドハウスを出て同じ敷地内の寮へと向かった。
そうは言っても、隣に並んだ建物に過ぎず、すぐにも辿り着き、玄関から入るとまず声を掛けようとキッチンへと向かった。

「おはようございます、ルースさん」

「よう、ジュゼ。今日はおそようと言うか……私服? 今日は狩り行かないの……って……そうでもないか、何だかちぐはぐなカッコだけど、革パン替えがないとか?」

声を掛けると後片付けの洗い物をしていたのだろう流しに立っていたクラウンが声を返す。
女性では無かったので、服装の異変を気付かれる可能性は低いだろうと思っていただけに少し動揺したが、苦笑を浮かべながら誤魔化す。

「嗚呼、昨日、攻城戦があったのに……疲れたのか無精をしてしまいましたので、後ほど着替えます」

「ふーん……って、昨日、攻城戦の後、ジュゼってマスタの所、行ったんじゃなかったっけ?」

またしても鋭いツッコミが入る。そう言えば、積極的に話す相手ではないが、確か察しの良い人物だったなと思い出し、今度は慎重に言葉を選んで返す。

「少々昨晩は込み入った話をしましたから、それで疲れて無精した訳ですよ」

いっそのこと告白してしまった方が後ろめたくなくて良いとも思ったが、ギルドマスターであるから軽々しく口にしても良いか少々気になり、皆に知らせるのはルジィと相談した後の方が良いかと心苦しいが隠してはぐらかす。

「そうかー……で、ジュゼ君、ギルド辞めちゃうの?」

込み入った話と来れば、そちらの方へ話が向かうのは普通だろうなと考えつつ、無論首を振って返答に困りながらも何とか話を逸らそうと試みる。

「いいえ、私の今後の成長についてご意見戴いていたのです。所で、今更ですが朝食戴いても大丈夫ですか? 残っていないなら、パンと飲み物だけでも構いません」

洗い終えた食器を水切りに移すと両手を震い水を切って、厨房の奥の方へ声を掛けた。

「アンネー、片付けたそばから悪いけど……ジュゼの分の朝ご飯出してあげてー」

仲睦まじく揃いで朝食当番であった相方のジプシーに声を掛ける。恋人同士かと言えば、姉弟であり、呼ばれた姉の方が返事を返す。

「うん、解ったー。でも、珍しいね……ジュゼが今頃朝食かー。残るはマスターだけだねぇ」

冷蔵庫を開く音と、続いて何やら食器を取り出す音がし始める。

「ありがとうございます……その、宜しければ、そのマスターの分も戴けますか? 私が届けますので……」

「「え?」」

自分も流石にお腹が空いたので一人前だけ出して貰っても困るし、早く言わないと手間かと思って慌てて口にしたが、よくよく考えれば不味かった様な事に後から気付く。

「あ……ちょっと、着替えてきますので……カウンターに置いてく……」

「えー……もしかしてー……マスターと……何かあった?」

早口に告げて、逃げてしまおうと思ったが、言い終わる前に食いつかれる。
ギルドマスターがアレならば、ギルドメンバーも汚染されているのか冗談めかしてルースは片手の親指と人差し指で輪を作り、反対側の人差し指をその輪に差し込むジェスチャーをする。
乗ってはいけない! となるべく顔に出ないようにと必死に冷静を装い首を傾げ不思議そうに取り繕うが、生憎生真面目が取り柄の彼には荷が重すぎた。

「「……………………………え?」」

よく似た顔のクラウンとジプシーが無言でお互いの顔を見合わせてから、ジュゼの顔を何とも言えない複雑そうな表情で見つめる。
上手く躱すんだジュゼッペ! と心の中で思った。が、思うだけで、冗談半分で本気で聞かれてないのに呆気なくバレてはルジィに手間を掛けさせるのでは無いかと心配になったが、表面上冗談のつもりがマジで焦って赤面するジュゼの姿を両者に見せただけだった。

「…………おめでとう?」

「………うん、おめでとう?」

姉が二人分のサラダとパン、そしてベーコンエッグの乗ったトレイを差し出し
、弟が冷たいミルクをグラスに注いで乗せる。疑問系で言われるのが物凄く羞恥心を煽り、どう答えて良いか解らなかったが……。

「…………はい、あり、がとう……ございます」

マスターごめんなさい! ごめんなさい! タイミングを考えて言いたかった! でしょうに! と心の中で叫ぶも、赤面して俯くしか出来なかった。

「あの、出来れば……ちゃんと、ご報告いたしますので……ご内密に……」

トレイを受け取ると、もうこれ以上何か口を開いて言う事が出来ずに俯いたまま会釈をすると逃げる様にルジィの待つ、ギルドハウスの方へ戻った。

無論、勿論、必死に詫びながら起きたルジィが朝食を食べる間に姉弟にばれたと報告すれば、腹を抱えて笑われて更にしどろもどろいなったり、口止めしたのにその晩の夕食は食堂に折り紙の鎖が飾られて、ギルドメンバー全員にルジィとジュゼで並んでお誕生日席に座る様に勧められ、最終的に交際会見を開かされたりと散々だった。

だが、この二人の正しい現在の左右の位置が皆に知れるのはもう少し後の話になる。

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